米AMD10-12月期:予想下回る赤字、高価格品が好調-株価上昇(2)

米半導体大手アドバンスト・マイクロ・デ バイシズ(AMD)が17日発表した2007年10-12月(第4四半期)決算は、 より高価格の半導体の販売拡大に支えられ、アナリスト予想より小幅な赤字に とどまった。株価は時間外取引で上昇した。

純損失は17億7000万ドル(1株当たり3.06ドル)と、前年同期の5億7600 万ドル(同1.08ドル)から赤字幅が拡大した。ATIテクノロジー買収に絡む 費用が響いた。一部項目を除いた1株損失は16セントとなり、ブルームバーグ がまとめた予想平均(38セント)より小幅な赤字だった。一方、売上高は前年 同期比1%弱減少して17億7000万ドルとなり、アナリスト予想平均の17億 9000万ドルを下回った。

ヘクター・ルイス最高経営責任者(CEO)は新製品の収益率を向上させ ることで、今年の業績を黒字に改善させるとの目標に近づいている。AMDの 赤字決算が続いている背景には、コンピューター・グラフィック (CG)用半 導体市場への参入を目指して06年にATIを54億ドル(約5750億円)で買収 した同社が、この分野での市場シェアを縮小していることがある。第4四半期 には、同事業の評価額低下を反映するため、16億1000万ドルの費用を計上した。

通常取引終了後に発表された第4四半期決算を受け、AMDの株価は時間 外取引で16セント(2.5%)高の6.50ドルに上昇した。通常取引終値は前日比 23セント(3.5%)安の6.34ドルだった。

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