米セイルフィッシュ・キャピタルのファンド、運用資産の半分失う

米セイルフィッシュ・キャピタル・ パートナーズ(コネティカット州スタンフォード)のヘッジファンドは 昨年7月以降、運用資産の約半分を失ったもよう。投資による損失と顧 客が資金を引き揚げたことが原因。2人の投資家が明らかにした。同フ ァンドは、ヘッジファンド会社SACキャピタル・アドバイザーズの元 債券トレーダー、マーク・フィッシュマン氏(47)が運用する。

セイルフィッシュ・キャピタルのファンド、マルティ・ストラッ ト・フィクスト・インカムの昨年の運用成績は債券投資の失敗を受けて

13.5%低下した。同社は昨年8月に運用資産が12%以上減少したことを 受けて、住宅ローンと転換社債のトレーダーを解雇した。同ファンドは 昨年7月のピーク時には19億ドル(約2030億円)の運用資産を有して いた。

セイルフィッシュの顧客は同社が操業2年目を迎える昨年8月まで 資産を引き揚げられない契約だったが、8月にはひと月でマルティ・ス トラットからの資金引き揚げ額は約4億ドルに達し、同ファンドの運用 資産額は約9億8000万ドルに縮小した。この運用資産縮小の結果、同社 は一段と厳格な貸し出し基準に直面している。

ヘッジファンド運用会社、ファルコン・ポイント・キャピタル(サ ンフランシスコ)のビル・グレイソン社長は「昨年8月の混乱がヘッジ ファンドの顧客離れにつながった」と指摘した。

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