欧州債:2年債5日続伸、利回りは3.51%-米景気減速の影響を警戒

欧州2年国債相場は5営業日連続で上昇。 バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言が利下げの必要性を 強調したと受け止められ、米景気減速の影響がユーロ圏にも波及するとの懸念が 再燃した。

5日連続の相場上昇で、ドイツ2年債利回りは2006年9月以来の水準まで 低下した。10年債利回りとの利回り格差は拡大し、ここ1年半で最大となった。 欧州中央銀行(ECB)がこの日発表した月報でインフレ率は今年、大きく低下 するとの見方を示したことを受け、ECBが景気下支えに向けて利下げに踏み切 るとの観測が強まった。

野村インターナショナルの債券ストラテジスト、ショーン・マロニー氏(ロ ンドン在勤)は、「質への逃避で2年債相場は上昇した」と指摘。「信用懸念が 引き続き残っている」と述べ、「10年債相場の上昇は困難」との見方を示した。

2年債利回りはロンドン時間午後5時31分までに、前日比4bp下げ

3.51%となった。同国債(2009年12月償還、表面金利4%)価格は0.08ポイ ント上げ100.87。2年債に対する10年債利回りの上乗せ幅は4bp拡大し46b pと、2006年7月以降で最大となった。

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