クリーブランド連銀総裁:米経済は低成長軌道に移行、個人消費が鈍化

米クリーブランド連銀のピアナルト 総裁は17日、住宅市場の低迷が個人消費に影響し始めており、米経済は 低成長軌道に移行したとの見解を示した。

同総裁は講演で、「住宅は景気動向全般に悪影響を及ぼしており、 これが当面の景気見通しに影響する可能性がある」と指摘。「家計の資 産縮小が原因で、個人消費が鈍化しているようだ。信用市場の収縮も、 企業と消費者の両面から今年の景気拡大を妨げる可能性がある」と語っ た。

同総裁の発言は、リセッション懸念を受けて米連邦公開市場委員会 (FOMC)が利下げに動くとの見方を裏付けるものと受け止められた。 金利先物相場は今月のFOMCで政策金利が0.5ポイント引き下げられ

3.75%とされるとの予想を織り込んでいる。

同総裁は「経済への抑制的影響は時間とともに弱まり、米経済は今 年後半から来年にかけてしっかりした基調を取り戻すとみているが、こ の見通しに下方リスクがあることを懸念している」と述べた。

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