中国株(終了):CSI300指数、3日続落-景気懸念で売り膨らむ

中国株式相場では、CSI300指数が3日連続 で下落し、ここ7週間で最長の続落となった。インフレ抑制に向けた中国政府によ る追加措置が景気鈍化につながるとの懸念が広がった。

資源需要の後退懸念から宝山鋼鉄が下落。中国工商銀行を中心に銀行株も安い。 中国人民銀行が預金準備率の引き上げを発表したことを受け、融資の伸びが鈍化す るとの懸念が強まった。内蒙古伊利実業集団が食品株の下げをけん引した。中国国 家発展改革委員会(発改委)が食料品などの値上げを制限する措置を講じたことが 響いた。

DBSアセット・マネジメントの資産運用担当者、チャン・クンコン氏(シン ガポール在勤)は、「すべてが一度に大挙してやってきたことが相場に打撃を与え た」と述べ、「預金準備率の引き上げにはじまり、価格制限がきた。それに加え昨 年の利上げがある。当面、相場全体が打撃を受けるとみられている」と語った。

上海証券取引所と深セン証券取引所の人民元建てA株に連動しているCSI 300指数は、前日比140.09ポイント(2.5%)安の5365.62と、終値として先月28 日以来の安値。この日までの3日間で6.4%下げた。3日続落は昨年11月28日以 来。

上海証取のA株と外貨建てB株の双方に連動している上海総合指数は2.6%安 の5151.63、深セン証取のA・B両株に連動の深セン総合指数は2.4%安の

1501.35で引けた。

中国最大の製鉄会社、宝山鋼鉄(600019 CH)は0.69元(3.8%)下げ17.53 元。国内最大の上場銀行、中国工商銀行(601398 CH)は0.20元(2.5%)安の

7.71元。売上高で国内最大の乳製品メーカー、内蒙古伊利実業集団(600887 CH) は2.10元(6.5%)下落し30.01元となった。

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