12月米住宅着工114.5万戸か,07年はほぼ30年ぶり大幅減に-BN調査

ブルームバーグ・ニュースが金融・調査機 関74社を対象に実施した調査によると、17日に発表される昨年12月の米住宅 着工件数は年率114万5000戸(中央値)と、11月の118万7000戸を下回り、 14年ぶり低水準となったもようだ。予想通りなら昨年の住宅着工は25%減と、 年間ベースでは1980年以来で最大の減少になる。

住宅着工許可件数も年率113万5000戸(45社の中央値)と、前月の116万 2000戸(改定値)を下回り、過去14年で最低と見込まれている。住宅調整が3 年目に入っても悪化し続け、米経済をリセッション(景気後退)に陥らせる可能 性があることを示唆している。住宅差し押さえの急増で売却物件は今後も増える とみられ、不動産価格を圧迫し、建設活動を一段と鈍らせそうだ。

バンク・オブ・アメリカのシニアエコノミスト、ピーター・クレッツマー氏 は「住宅建設は昨年末に向けて著しく弱まった」と指摘。「在庫が多く、融資が 抑制されるなか、住宅市場は少なくとも今年半ばまでは落ち込んだ状態だろう」 と語った。

住宅着工件数は、米商務省が午前8時半(ワシントン時間、以下同じ)に発 表する。ブルームバーグ調査での予想レンジは105万-120万戸。住宅着工許可 件数は105万-117万件の範囲とされている。

米労働省が同日午前8時半に発表する1月12日終了週の新規失業保険申請 件数(季節調整済み)は33万1000件(33社の中央値)と、前週(32万2000 件)からの増加が見込まれている。

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