クリントン米上院議員:景気悪化が「不安」呼んでいる-早急な対策必要

2008年の米大統領選挙で民主党候補指名を 目指すヒラリー・クリントン上院議員(ニューヨーク州)は16日、ブルームバ ーグ・ニュースとのテレビインタビューで、イラク問題に代わって景気が米国 民の最大の懸念材料になったとの認識を示し、長期にわたるリセッション(景 気後退)を回避するため早急な対策が必要との考えを示した。

党員集会を控えてネバダ州入りしているクリントン氏はラスベガスでイン タビューに答え、「手をこまぬいている時間はない」として「大統領と議会が協 力して財政政策を取りまとめ、景気減速の痛みを軽減させるよう努めることが 必要だ」と語った。

クリントン氏の選挙対策事務所によると、同氏は「今後数週間」、経済につ いて自身の見解を語っていく計画。向こう3週間にはフロリダやカリフォルニ アなど住宅不況の影響が厳しい州を含めた二十数州で、予備選や党員集会が行 われる。

クリントン氏は、有権者は「信じられないほどの不安を感じている」と述べ た。同氏は1月11日に、700億ドル(約7兆5000億円)規模の景気刺激策を発 表している。燃料高の打撃緩和や、住宅差し押さえを回避するための税制上の 支援などを提案している。

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