コンテンツにスキップする

米ペンシルベニア州,中国石油化工への投資引き揚げへ-スーダン絡みで

米ペンシルベニア州は、スーダンで事業 を展開する中国最大の製油会社、中国石油化工(Sinopec)について、 120万ドル(約1億2800万円)規模の投資を引き揚げる方針を固めた。スー ダンでは少なくとも40万人が、政府主導とされる虐殺で死亡している。同州 のロビン・ウィスマン財務局長が16日明らかにした。

ウィスマン局長によると、Sinopecがスーダン政府との関係につい て投資家への説明を拒んだことから、ペンシルベニア州政府は同社への投資を 引き揚げることを決めた。

発表文で同局長は「受け入れられる代替投資先が確保できるなかで、虐殺 政権を支援する企業に納税者のお金を回す理由はない」と説明。「こうした判 断は、Sinopecのような企業や国に、その行いに対してははっきりと結 論が下されるということを知らしめるものとなろう」と指摘した。

同局長によれば、スーダンで石油収入は政府が支援する民兵の資金源にな っている。スーダンの政情不安や同国への国際的な圧力増大が、同州のSin opecへの投資に対するリスクとなっているという。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE