インテル株が12%安、売上高見通し嫌気-ハイテク業界への懸念広がる

16日の米株式市場で、半導体最大手インテ ルの株価が12%安と下落した。同社が15日示した今四半期の売上高見通しを受 け、ハイテク企業の業績への懸念が広がった。

インテルは2008年1-3月(第1四半期)の売上高が最低で94億ドルと なるとの見通しを示した。ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト予 想平均では101億ドルが見込まれていた。インテルの見通しはアジア、欧州、 米国のコンピューター関連株の下落を引き起こした。

景気減速と借り入れコスト上昇がハイテク企業の業績に悪影響を与えると の懸念を背景に、東芝は15日の東京市場で10カ月ぶり安値となった。オラン ダの半導体大手ASMLホールディングは5年で最大の下落を演じた。韓国の サムスン電子は15日、供給過剰が製品価格を押し下げるとの見通しを示した。

ベッカー・キャピタル・マネジメントで運用に携わるパット・ベッカー氏 は、「経済環境が不安定ななかで、このような傾向は続くだろう」として、「誰 も、達成が確実だと感じられないような見通しを示そうとはしないだろう」と 話した。

ニューヨーク時間午後4時(日本時間17日午前6時)のインテル株は16 日、2.81ドル安の19.88ドル。

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