【注目株】KDDI、ユニツール、横浜ゴム、昭和シェル、松下(2)

17日の材料銘柄は以下の通り。

KDDI(9433):17日付の日本経済新聞朝刊によると、KDDIは中 部電力が全額出資する光ファイバー通信会社の中部テレコミュニケーション (CTC、名古屋市)の株式8割強を4月に500億円弱で買収することで中部 電と大筋合意した。買収によりKDDIは光回線顧客を約15%増の80万件程 度に拡大、約8%の国内シェアを確保する、という。

ユニオンツール (6278):台湾や中国でPCBドリルの販売数量が増え、 07年11月期の連結売上高が前の期比5.9%増の304億円と5期連続で伸びた。 しかし高付加価値品の需要低迷で営業利益は3.9%減の79億円になった。08 年11月期は6.0%増収の7.8%営業増益を計画している。

昭和シェル石油(5002):17日付の日本経済新聞は、昭和シェルの07年 12月期の連結経常利益が前の期と比べて9%増の850億円になったようだと 報じた。原油価格の急騰を受け、期初の割安な在庫による利益かさ上げ(在庫 評価益)が膨らみ、会社の計画を50億円上回るという。

日本製紙グループ本社(3893):子会社の日本製紙が製造した日本郵政の 「年賀再生紙はがき」が規定された古紙配合率を満たしていなかった問題に関 して、日本製紙は16日に製品についての社内調査結果を発表。それによると、 配合率を下回っている製品がコピー紙などはがき以外にもあることが判明した。 グリーン購入法の基準を満たしていない製品もあったという。

三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306):グループの三菱東京UF J銀行の頭取に永易克典副頭取が昇格し、畔柳信雄頭取が会長に就く人事を決 めたと16日に発表した。4月1日付。畔柳氏は三菱UFJFGの社長にとど まり、グループ経営に専念する。都内で会見した永易氏は「10-15%の海外収 益比率を早期に20%以上にすることを狙っていく。中核的自己資本(Tie r1)比率8%を達成すれば相当思い切ったことができる」と、収益拡大に向 け海外金融機関の買収や資本参加に意欲を示した。

横浜ゴム(5101):原料である天然ゴムや石化系原料の価格高騰を受け、 国内市販用タイヤのメーカー出荷価格を4月から値上げする。

全日本空輸(9202):燃油費の増大を受けて2008年度上期(4-9月) の国内線運賃を値上げすると発表した。値上げは全旅客平均で約2.6%、平均 金額で約430円になる。

松下電器産業(6752)、ダイキン工業(6367):家庭用エアコン事業で提 携を拡大する、と17日付の日本経済新聞が報じた。省エネ型の熱交換器やモ ーターなどを共同で開発するほか、松下がダイキンに供給する圧縮機も5割増 やすという。

ベスト電器 (8175):07年3-11月期の連結業績は、さくらやの連結対象 化によって売上高が前年同期比18%増の3039億円と伸びたが、家電販売業界 の競争激化で営業損益は4億2500万円の赤字に転落した。通期の営業利益は 前期比11%増の23億円を計画している。

ディスコ(6146):17日付の日本経済新聞は、ディスコの07年4-12月 期の連結営業利益が前年同期比14%増の170億円程度になったもよう、と報 じた。電子部品向けの切断装置が好調なことが要因。

三協・立山ホールディングス (3432):新設住宅着工戸数が大幅に減少し ており、住宅建材事業が落ち込んでいることから、07年11月期の連結営業利 益はこれまでの計画26億円に対して24億円にとどまったもようと発表した。 法人税などの積み増しにより、3億円を見込んでいた純利益は前年同期比 42%減の8000万円に落ち込む。

東京個別指導学院(4745):07年11月中間期の単独売上高は前年同期比

2.8%減の78億6600万円、純利益は13%増の7億9700万円となった。費用 削減が奏効した。08年2月通期(決算期変更で9カ月決算)では売上高123 億円、純利益11億8000万円を見込んでいる。同時に発表した12月の既存教 室売上高は前年同月比1.5%減と、3カ月連続のマイナス。既存教室生徒数は

0.7%増で、こちらは6カ月連続の増加。

小松ウオール工業(7949):07年4-12月期の連結経常利益は前年同期比 30%減の6億9400万円。売上高は伸びたが、人員増強に伴う人件費増加と自 社ビルなどの不動産取得に伴う費用増や貸倒引当金繰入額の増加が利益を押し 下げた。

日本航空(9205):子会社の日本航空インターナショナルがロンドンの商業 ビルを売却すると発表した。帳簿価額は55億円で、売却価額が5700万ポンド (約120億円)。引き渡しは3月下旬を予定している。日本航空インターナシ ョナルは今期(2008年3月期)に約56億円の特別利益の計上を見込んでおり、 連結業績予想には織り込み済み。

ファンケル(4921):07年12月の連結売上高は前年同月比0.5%減と発 表。店舗販売や卸販売などは伸びたものの、通信販売が落ち込んだ。4月から の累計は2.3%減。

ジュピターテレコム(4817):運営するケーブルテレビ会社の総加入世帯数 は07年12月末に前年同月末比5.7%増の277万2200世帯になった。

進和 (7607):第1四半期(07年9-11月)の連結営業利益は前年同期比

7.3%減の8億3300万円。自動車業界向けの生産管理システムの売上高は伸び たものの、電気機器や航空・宇宙業界向けの溶接装置や省力化機械装置が落ち 込んだ。

キャンドゥ (2698):売り上げが振るわない店舗の固定資産に対する減損 損失を追加計上し、07年11月期の連結純損失は9億9800万円になったもよ う。従来予想は5億800万円だった。

ハピネット(7552):映像製作部門の再構築に伴う事業構造改革損失を計上 し、08年3月期の連結純損益予想を17億円の黒字から15億円の赤字に変更 した。

日立工機(6581):100万株、17億円上限に自己株取得を行うと発表。取得 期間は2月1日から26日。

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