米連銀経済報告:景気は「一段と減速」、年末商戦には「失望」(2)

米連邦準備制度理事会(FRB)が16日発 表した地区連銀経済報告(ベージュブック)は、11月後半から12月にかけて の「経済活動は緩やかに拡大したものの、そのペースは一段と鈍った」と指摘 した。各地区連銀は年末商戦について「失望する結果だった」と報告した。

同報告書は、「小売りに関する経済統計の大半は、年末商戦時の消費が低調 で、自動車販売がさらに落ち込んでいたことを示した」と指摘した。

バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長は17日、経済見通しにつ いて米議会で証言する。同議長は先週、「一段の金融緩和が必要になる可能性 は十分ある」との見解を示した。

金利先物市場動向によると、トレーダーは連邦公開市場委員会(FOMC) が今月中にフェデラルファンド(FF)金利誘導目標を0.5ポイント引き下げ て3.75%に設定すると予想している。

ベージュブックは、「住居用不動産の状況は引き続き、すべての地区でかな り弱い。金融機関は融資基準を厳格化している」と報告した。

CPIと鉱工業生産

午前に発表された12月の消費者物価指数(CPI)は前月比0.3%上昇、前 月は0.8%上昇だった。また同月の鉱工業生産は前月と変わらずだった。

ベージュブックによると、食品とエネルギーに関しては物価上昇が「幅広く 報告された」が、賃金上昇は「緩やかだった。」

次回FOMCは今月29-30日に開かれる。

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