ビックカメラ:ベスト電の広島本店「ビック」に転換、社員も受け入れ

首都圏を地盤とする家電量販店のビックカ メラは16日、資本・業務提携している同業のベスト電器の広島本店(広島市) を「ビックカメラ」の店舗に転換すると発表した。ベスト電の従業員も出向させ、 両社で店舗を運営する。業績不振となっている広島本店を両社のノウハウを共有 することで立て直す。ビックカメラにとって広島県への出店は初となり、岡山店 と併せて中国地方でのネットワークを拡充する。

ビックカメラとベスト電は昨年9月に提携したが、これまでは一部商品の調 達・開発や配送・修理などでの協力にとどまっていた。業績低迷が続くベスト電 はビックカメラとの協力関係を強化し、生き残りを図る。ベスト電をめぐっては、 業界最大手のヤマダ電機と同2位のエディオンが提携を申し入れている。広島は エディオン傘下の事業会社デオデオ(広島市)の本拠地でもある。

新店の売り場面積は1万平方メートル強で、ビックの旗艦店である有楽町店 (東京・千代田)に次ぐ規模で岡山店に並ぶ。ビックカメラは薄型テレビやパソ コンなどデジタル家電商品を拡充するほか、スポーツ用品や眼鏡、羽毛布団など も追加する。ベスト電の広島本店従業員の一部はビックカメラ新店に残る。営業 開始は3月を予定。今回の出店によるビックカメラの業績への影響は、4月中旬 に発表する中間決算時に織り込む。

ビックカメラの株価終値は前日比4700円(5.7%)安の7万8000円。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE