12月米CPIは0.2%上昇か、鉱工業生産指数0.2%低下へ-BN調査

ブルームバーグ・ニュースが金融・調査 機関76社を対象に実施した調査によると、16日に発表される昨年12月の米消 費者物価指数(CPI)総合指数は、燃料コスト低下を反映し、前月比0.2% 上昇(中央値)と、11月の同0.8%上昇から伸びが鈍化したもよう。米金融当 局が景気回復に焦点を当てることを容易にする数値となりそうだ。

燃料と食品を除いたCPIコア指数は前月比0.2%上昇(75社の中央値) の見込み。11月は同0.3%上昇だった。

同日発表予定の12月の鉱工業生産指数は、同0.2%低下(74社の中央 値)が見込まれ、米経済が2007年末に減速したことを示す新たな材料となり そうだ。経済成長の鈍化は、今後数カ月のインフレ抑制の一助になり、米金融 当局は景気悪化を回避するための利下げを続けやすくなる。

BMOキャピタル・マーケッツ(トロント)のシニアエコノミスト、マイ ケル・グレゴリー氏は「リセッション(景気後退)リスクがここにきて高まっ ており、米金融当局はインフレリスクから視線を移しつつある」と指摘。「需 要が軟化し始めており、その場合、企業の製品価格へのコスト転嫁力は抑制さ れる」と述べた。

CPIは米労働省が午前8時半(ワシントン時間、以下同じ)に発表する。 ブルームバーグ調査での予想レンジは総合指数が前月比横ばいから0.6%上昇。 コア指数は同0.1%-0.3%上昇と予想されている。

鉱工業生産は、連邦準備制度理事会(FRB)が午前9時15分に発表す る。調査でのレンジは前月比0.5%低下-0.2%上昇。

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