アジア株:下落、世界的な株安の流れ-HSBCなど銀行株が安い

16日のアジア株式相場は下落。世界的な 株安の流れを引き継いだ。昨年12月の米小売売上高が予想外の減少となったこ とで、米経済がリセッション(景気後退)入りするとの懸念が強まった。

HSBCホールディングスなど銀行株が安い。米銀最大手シティグループ が過去最大の赤字計上を発表したことを嫌気した。米市場への依存度が大きい トヨタ自動車も下落。米半導体最大手インテルの2007年10-12月(第4四半 期)売上高が市場予想に届かなかったことから、半導体ファウンドリー(受託 生産)最大手の台湾積体電路製造(TSMC)も売られた。

ファンDBS・アセット・マネジメント(クアラルンプール)で9億5400 万ドルの資産運用に携わるデービッド・エン氏は「事実上、米経済は既にリセ ッションに陥っている」と指摘、「アジア市場は米国に追随し、下落するだろ う。金融市場のデカップリング(非連動性)はない」と述べた。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時19分現在、前日比3.3% 安の145.70。このままいけば終値は、昨年8月22日以来の安値となる。日経 平均株価は前日比468円12銭(3.4%)安の1万3504円51銭で終了。香港の ハンセン指数、シンガポールのストレーツ・タイムズ指数などが下落している。

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