サブプライム危機受け金融機関の人員削減続く、合計2.1万人超える

米銀最大手シティグループは、15日に発表 した4200人よりも多くの人員を削減する可能性がある。

ビクラム・パンディット最高経営責任者(CEO)はシティが過去最悪の 赤字を発表した後の電話会議で、経費節減のための人員削減に向け「引き続き 計画を練っている」と語った。

シティの全従業員(37万5000人)の1.1%に相当する4200人の削減は、 米国のサブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン危機で金融機関が損 失を公表し始めて以来の最大規模だ。

人材あっせん会社チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマス(シカゴ) のジョン・チャレンジャー最高経営責任者(CEO)は「大きな損失が出てい る時期を乗り切るために、企業はコストを抑えなければならない。銀行が削減 するコストと言えば、それは人件費だ」と話していた。

金融機関は2007年に、15万3000人余りを削減した。そのうち約8万6000 人は住宅金融関連の従業員だった。07年の削減数は06年の5万300人に比べ3 倍超に上った。

07年10月に3000人の削減計画を発表していたバンク・オブ・アメリカは 15日、追加の650人削減の方針を示した。

米国のサブプライム関連損失が明らかになった以降に大手金融機関が発表 した人員削減数は以下の通り。

会社名                   削減数(人)

Citigroup                4,200

Bank of America          3,650

Washington Mutual        2,600

Lehman Brothers          2,450

HSBC                     1,650

Bear Stearns             1,550

UBS                      1,500

Merrill Lynch            1,000

Morgan Stanley           900

National City            900

RBC                      500

Wells Fargo              500

Credit Suisse            320
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