NY金:続落、11月以来の大幅安-インフレヘッジの需要弱まる

ニューヨーク金先物相場は続落。米 緊急利下げ観測が後退し、インフレヘッジとしての金の魅力が薄れたこ とから、9週間ぶりの大幅な下げとなった。銀相場も続落。

前日には昨年12月の米小売売上高が0.4%減少し、利下げ観測が強 まったことから、金相場は取引時間中の過去最高値を更新した。今月30 日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では利下げが予想されている。 16日はエネルギー価格の続落に加え、ドルがユーロに対し反発したこと も金の売り材料になった。

先物ブローカー、ヘリテージ・ウェスト・フィナンシャル(サンデ ィエゴ)のシニアアナリスト、ラルフ・プレストン氏は「市場は15日に 緊急利下げを予想していた」と指摘。「流れが反転したのは緊急利下げ がなかったからだ」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物2 月限は前日比20.60ドル(2.3%)安の1オンス=882ドル。下落率は昨 年11月15日以来の最大だった。銀先物3月限は40.5セント(2.5%) 下落してオンス当たり15.895ドル。下落率は過去1カ月間で最大だった。

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