三菱UFJ:銀行頭取に永易副頭取が昇格、畔柳氏は会長に-4月(3)

三菱UFJフィナンシャル・グループは 16日、グループ中核の三菱東京UFJ銀行の頭取に永易克典副頭取が昇格し、 畔柳信雄頭取が会長に就くトップ人事を決めたと発表した。三木繁光会長は代 表権のない相談役に退く。いずれも4月1日付。畔柳氏は三菱UFJFGの社 長にはとどまりグループ経営に専念する。

この日午後都内で会見した永易氏は「10-15%の海外収益比率を早期に 20%以上とすることを狙っていく。中核的自己資本(Tier1)比率8%を 達成すれば相当思い切ったことができる」と、収益拡大に向け海外金融機関の 買収や資本参加に意欲を示した。畔柳頭取は「能力、人格、幅広い業務経験を 総合的に考えて最適と判断した」と永易氏を選んだ理由を説明した。

畔柳頭取は2004年6月に頭取に就任。旧東京三菱銀行と旧UFJ銀行との 合併を進め、国内最大の金融グループを誕生させた。2期4年の節目を迎える ほか、グループ内に証券、信託銀行、カード会社、リース会社などを抱え「組 織も拡大し責任範囲も広がった」(畔柳氏)ことから持ち株会社のトップとし て経営を統括する。

●永易克典(ながやす・かつのり):1970年東大法卒、三菱銀行(現三菱東京 UFJ銀行)入行、97年取締役、2005年から副頭取。60歳。

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