米共和党のミシガン州予備選:ロムニー氏が復活の勝利(2)

米共和党は15日、ミシガン州で大統領選の 予備選挙を実施し、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事がジョン・マ ケイン上院議員(アリゾナ州)を制して勝利を収めた。劣勢に立たされていた ロムニー陣営にとって新たな追い風となる。3位はマイク・ハッカビー前アー カンソー州知事。

ロムニー氏は同州サウスフィールドで行われた祝勝会で「今夜は、楽観論 がワシントン独特の悲観論に勝った」と述べた。マケイン、ハッカビー両氏は 既に、予備選が19日に行われるサウスカロライナ州に移動した。

今月アイオワ州でハッカビー氏、ニューハンプシャー州でマケイン氏にそ れぞれ敗れたロムニー氏は、ミシガン州での挽回(ばんかい)に期待をかけて いた。3氏全員が勝利を収めたことにより、共和党候補の指名獲得争いは19日 のサウスカロライナ、ネバダ両州の予備選・党員集会を前に、予断を許さない 大接戦となった。

マケイン氏は、サウスカロライナ州で支持者に「われわれは将来の変革へ の準備が整っている」と呼び掛けた。ハッカビー氏は、ロムニー氏の勝利を祝 福。その上でサウスカロライナ州の予備選について「南部州初めての予備選は、 この国に指導力が必要なことを理解している南部州候補を支持することになる だろう」と指摘した。

AP通信の集計によると、開票率約50%の段階で、ロムニー氏の得票率は 39%、マケイン氏は30%、ハッカビー氏は16%。4位はロン・ポール下院議員 (テキサス州)で6%。

2008年の大統領選でミシガン州は、民主党予備選の日程を前倒しして同党 全国大会の規則に違反。このため同州は、民主党の大統領候補を最終決定する 同党全国党大会に出席する代議員を全員失った。

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