シンワAAが急反発、サブプライムで落札率低下も業績計画達成に自信

美術品のオークションを企画・運営するシ ンワアートオークションの株価が3日ぶりに大幅反発。サブプライム(信用力の 低い個人向け)ローン問題の余波を受けて落札率が低下しているものの、前週末 11日に発表された07年11月中間期業績は、12月下旬に下方修正された数字と 同じだった。会社側は通期計画の達成に自信を示していることから、業績に対す る過度な不安が後退した。

午前10時10分現在の株価は前週末比1万円(8.3%)高の13万円で、大証 ヘラクレス市場の値上がり率上位に入っている。

落札率の低下から手数料収入が減少しており、同社は昨年12月26日に単独 中間業績予想を下方修正。営業利益を前年同期比7.7%減の1億6800万円に引 き下げた。従来予想は2億5300万円だった。前週末に発表した中間業績はこの 修正数字と同じだった。

同社の経営管理部長の熊谷智美氏は、「サブプライムローン問題の影響から 世界的にオークション市場では様子見姿勢が続いており、良い作品が出回らなく なっている」と話した。

中間営業利益の通期予想(6億5000万円)に対する進ちょく率は25.8%に とどまっている。この点について熊谷氏は「夏期は富裕層が休暇に入るため、オ ークション市場は秋以降に活況となる。今期は大きなオークションがあと3回あ り、計画している案件が落札されれば、通期予想の達成はできる」と説明した。

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