アルワリード王子、米シティへの出資比率を「最大限」に高める

サウジアラビアのアルワリード王子は米銀 最大手シティグループへの出資比率を、米当局の審査の対象とならずに済む水 準内で「可能な限り最大限」まで引き上げた。投資アドバイザーのP・J・シ ャウケア氏が15日明らかにした。

シティが資本増強に向けて外部の投資家から145億ドル(約1兆5490億円) に上る出資受け入れを表明したことを受け、シャウケア氏はリヤドで電話イン タビューに応じ、「今回の増資はアルワリード王子が引き続きシティを支援し、 同社の将来に信頼を寄せていることを示唆している」と指摘した。

アルワリード王子の個人事務所が15日に発表した資料によると、同王子が 95%の株式を持つ投資会社キングダム・ホールディングは、シティの持ち株比 率が3.6%となっている。同王子は出資比率を直接・間接的な「上限である4.9% 以下」に維持しつつ、個人的な資金を利用して出資したという。それ以上の詳 細は明らかにされていない。

シャウケア氏はこの日、キングダム・ホールディングスによる追加出資は 「同社の資産配分モデルにタイミング的にそぐわなかった」とした上で、その 結果、アルワリード王子が個人的に投資することを決めたと説明した。

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