12月の米小売売上高は横ばい、PPIは前月比0.2%上昇か-BN調査

ブルームバーグ・ニュースが金融・調査 機関74社を対象に実施した調査の予想中央値によると、米商務省が15日に発 表する昨年12月の米小売売上高は、横ばいにとどまったもよう。過去5年間 で最も弱いとされた年末商戦を反映し、11月の同1.2%増から失速したとみら れている。

米労働省が同日発表する12月の生産者物価指数(PPI)は、前月比

0.2%上昇(73社の中央値)したようだ。11月は同3.2%上昇で、過去34年で 最大の伸びだった。食品とエネルギーを除くコア指数は同0.2%上昇(71社の 中央値)とみられている。11月は同0.4%上昇だった。

エコノミストによれば、不動産価格の下落や失業者増の影響で消費が低調 なまま推移すれば、6年に及ぶ景気拡大に終止符が打たれそうだ。小売売上高 の統計は、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が表明している成 長リスク懸念を強めるとみられている。

BMOキャピタル・マーケッツ(トロント)のシニアエコノミスト、サ ル・グアティエリ氏は「景気への懸念が高まるなか、年末商戦は失速した」と 指摘。「年末に勢いがなくなってきたということは、新年にとって悪い兆候 だ」と述べた。

小売売上高は、米商務省が午前8時半(ワシントン時間、以下同じ)に発 表する。ブルームバーグ調査での予想レンジは前月比0.8%減から同0.5%増 まで。PPIも同時刻の発表になる。

自動車を除く小売売上高は前月比0.1%減(68社の中央値)の見込みだ。 11月は同1.8%増だった。

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