韓国サムスン電子10-12月期:6.6%減益-収益は市場予想上回る(3)

時価総額でアジア最大のエレクトロニクス 製品メーカー、韓国のサムスン電子が15日発表した2007年10-12月(第4四 半期)決算は、前年同期比6.6%減益となり、減益率はアナリスト予想以下にと どまった。液晶ディスプレー(LCD)の収益が、半導体価格の下落による影 響を和らげた。

純利益は2兆2100億ウォンと、前年同期の2兆3700億ウォンから減少し た。売上高は前年同期比11%増の17兆4800億ウォンだった。ブルームバーグ・ ニュースがアナリスト22人を対象にまとめた予想中央値では、利益が1兆9500 億ウォン、売上高は17兆1000億ウォンが見込まれていた。

LCDの需要が供給を上回るなかで、サムスン電子の収益は市場予想を上 回った。同社によると、第4四半期に収益を圧迫した半導体の供給過剰は今年 1-6月(上期)いっぱい続くとの見通しを示した。

ユリエ・アセット・マネジメントの株式部門責任者、キム・ジュンヨン氏は 「サムスン電子は今後、盛り返すだろう」と指摘し、「LCD事業は1-3月(第 1四半期)に引き続き収益をけん引するだろう」と語った。

事業別で見ると、半導体部門の第4四半期の利益は前年同期比約74%減の 4300億ウォンにとどまった。アナリスト予想では4450億ウォンの利益が見込ま れていた。

LCD部門は利益が前年同期比3倍増の9200億ウォンと、アナリスト予想 の8330億ウォンを上回った。携帯電話を含む通信部門の利益は同約67%増の 5800億ウォンと、これもアナリスト予想(4840億ウォン)を上回った。

サムスン電子の株価はソウル時間午前11時10分(日本時間同)現在、前 日比2.7%高と、昨年12月24日以来の大幅上昇となっている。

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