NZドル:反落-大幅利下げも米景気回復に寄与しないとの観測で

15日の外国為替市場で、ニュージーランド (NZ)ドルは対米ドルで6営業日ぶりに反落。米景気の浮揚に0.5ポイント の利下げでは十分でないとの見方から、高利回り資産が嫌気された。

トレーダーは、住宅不況と与信余地縮小で打撃を受けた米景気の回復を目 指し、米金融当局が政策金利を3.75%に引き下げるとみている。米国のリセッ ション(景気後退)入りの観測から、投資家の間では過去半年にわたり、低金 利国で調達した資金をNZなどの高利回り国に投資するキャリー取引のリスク を回避する動きが強まっている。

ウエストパック銀行の為替ストラテジスト、マイケル・ゴードン氏は「今 では0.5ポイントの利下げは期待外れとされる段階となっている」と指摘。「こ のためNZドルなど高リスク資産の相場は軟調にとどまる」との見方を示した。

NZドルはウェリントン時間午後2時35分(日本時間午前10時35分) 現在、1NZドル=0.7894米ドルと、アジア時間前日遅くの同0.7908米ド ルから下落。ゴードン氏は、この日は同0.7850米ドルまで下げる可能性があ ると予想している。

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