韓国サムスン電子10-12月期:6.6%減益-半導体価格の下落響く(2)

時価総額でアジア最大のエレクトロニクス 製品メーカー、韓国のサムスン電子が15日発表した2007年10-12月(第4 四半期)決算は、前年同期比6.6%減益となり、減益率はアナリスト予想以下 にとどまった。液晶ディスプレー(LCD)の収益が、半導体価格の下落によ る影響を和らげた。

純利益は2兆2100億ウォンと、前年同期の2兆3700億ウォンから減少 した。売上高は前年同期比11%増の17兆4800億ウォンだった。ブルームバ ーグ・ニュースがアナリスト22人を対象にまとめた予想中央値では、利益が1 兆9500億ウォン、売上高は17兆1000億ウォンが見込まれていた。

供給過剰で半導体価格が過去最低水準に下落したことで、コンピューター 用メモリー事業の収益は低迷したが、それをLCD事業が補った。シティグル ープやUBSのアナリストによると、半導体価格が引き続き下落するなかで、 08年1-3月(第1四半期)の利益は前期比で減少する見通しだ。

グッドモーニング新韓証券のアナリスト、キム・ジス氏は「半導体市況の ために、恐らく1-6月(上期)が終わるまでに同社が勢いを得ることはない とみられる」と語り、「投資家は底入れの明確な兆しがあるまで様子見するだろ う」と指摘した。

事業別で見ると、半導体部門の利益は約4300億ウォンと、前年同期の1 兆6600億ウォンから大きく減った。アナリスト予想では4450億ウォンの利 益が見込まれていた。

サムスン電子の株価はソウル時間午前10時26分(日本時間同)現在、前 日比2.3%高と、昨年12月24日以来の大幅上昇となっている。

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