米トウモロコシ:最高値-飼料や燃料向け需要が生産上回るとの観測

シカゴ商品取引所(CBOT)では14日、 トウモロコシ相場が過去最高値に達した。世界の飼料やバイオ燃料向け需要が、 過去8年で7回、生産を上回るとの観測が高まったことが要因。

米農務省(USDA)の11日の発表によると、9月末時点の世界のトウモ ロコシ在庫は1984年以来の低水準になると予想されている。また、世界最大の トウモロコシ生産・輸出国である米国の在庫は先月時点の予想を20%下回る見 通し。昨年、記録的な豊作となったにもかかわらず、トウモロコシ相場は過去5 カ月間で49%高騰している。

ストラテジック・マーケティング・サービシズ(イリノイ州)のコンサルタ ント、ジェフ・ビール氏は「在庫を利用する必要のある市場関係者は、在庫が減 少したことにショックを受けていた」と指摘。「輸出は依然、鈍化しておらず、 畜産業者による手じまいも始まっていない。また、政府の支援により、エタノー ルなどのバイオ燃料向け需要は引き続き拡大している」との見方を示した。

トウモロコシ先物相場3月限は、前週末比17セント(3.4%)高の1ブッシ ェル当たり5.12ドル。一時は値幅制限いっぱいの20セント上昇し、5.15ドル と、中心限月としては1996年5月に付けたこれまでの最高値である5.135ドル を上回った。全限月を含めた最高値は96年7月に付けた5.545ドルとなってい る。

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