米カントリーワイドCEO、退職金・報酬は90億円超に-反発必至か

報酬コンサルタントのブライアン・フォリ ー氏によると、住宅金融米最大手のカントリーワイド・ファイナンシャルのア ンジェロ・モジロ最高経営責任者(CEO)は、米銀バンク・オブ・アメリカ (BOA)による買収完了後に退職した場合、退職金や報酬など合わせて8300 万ドル(約90億4300万円)相当を手にする可能性がある。カントリーワイド の株価は昨年、79%下落した。

フォリー氏は「株価がこれほど急降下した会社であるのに、この額は目の 玉が飛び出すほどだ」とし、「不満を抱く人もいるだろうが、無理からぬこと だ」と話した。

モジロCEOは1969年にカントリーワイドを立ち上げ、住宅金融最大手に 育て上げた。だが同CEOが退職し、雇用契約に基づく退職金・報酬を受け取 ろうとすればBOA取締役会や株主からの反発に直面する可能性がある。米下 院金融委員会のバーニー・フランク委員長(民主、マサチューセッツ州)は同 CEOに対し、過去数年間に稼いだ報酬の一部を返還するよう促している。

同CEOが買収手続き終了後も社にとどまるかどうかは不明だが、BOA のケン・ルイスCEOは「少しは気持ちを楽にしたいだろう」と語っている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE