【きょうのチャート】金相場の上昇は継続へ、需要は強い-コメルツ銀

ニューヨーク金先物相場は11日に、1オ ンス=900ドルを付けて最高値を更新したが、独コメルツバンクのストラテジス トらは、金相場は上昇を続けると予想している。トルコなどからの需要が増大 していることを理由に挙げている。

シニア商品アナリストのオイゲン・ワインベルク氏は11日付のリポートで 「健全な需給関係は上向きのトレンドが継続することを示している」と記述し ている。同氏は、最近の金相場の上昇は「ドル相場からのいかなる支援材料も なしに」起きたものだと解説した。

きょうのチャートは、インフレ調整をかけた金相場の推移を示す。2008年 のドル相場をベースにした金相場は1970年代に、約200ドルから1666ドルに 急上昇した。その後、1980年2月から2001年2月にかけて大幅な下落局面を迎 え、310ドルにまで低下した。

現在の相場は、40年にわたる緩やかな上昇トレンドおよび28年間の下落ト レンドのいずれをも上回る水準にある。

ワインベルク氏によると、金相場の上昇はただインフレに関係したもので はないという。「イスタンブール金取引所は、世界4位の金輸入国であるトル コは昨年、金の輸入量が20%増加して230.8トンになったと報告している」と 同氏は指摘。「トルコの金輸入は今年も増加すると予想される」と述べている。 同氏は、トルコの需要増加などのファンダメンタルズが今後の金相場を支える ことを示唆し「金は依然、良い投資先のようだ」との見方を示した。

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