首相:海自部隊、1月中にインド洋へ出航-新テロ特措法で談話

福田康夫首相は11日午後、インド洋での海 上自衛隊の給油活動の再開を可能にする新テロ対策特別措置法が成立したことを 受けた談話を発表し、1月中には部隊をインド洋へ向けて出航させる考えを明ら かにした。町村信孝官房長官が同日午後の記者会見で談話の全文を配布した。

談話で首相は、自衛隊の給油活動について「わが国がその持てる能力を生か して、できる限りのことを行おうとする取り組み」と指摘。その上で、その活動 の再開は「誠に意義深いこと」と力説している。

会見で、町村氏は新法が参院で否決され、衆院の3分の2による再議決で成 立したことについて「両院の意思が違う時に、憲法59条に基づいてこれを粛々 と決めるというのは正当性があると思っているし、国民の理解も得られると思 う」と指摘した。

さらに、今後の法案審議について「すべてのことについて発動することでは なくて、これにふさわしい重大な重みのある案件についてはそういうこともあり 得る」と述べ、衆院での再議決を再び活用する可能性も示唆した。

一方、自衛隊を随時海外に派遣するための一般法については、「まずは与党 での議論を適当なタイミングで始めていただければありがたいと思っている。一 分、一秒を争う話ではないが、しっかりとした議論をまず与党の中でやる。政府 も必要な情報提供はしっかりとさせていただきたい」と述べるにとどめた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE