米国市場のアジア株(11日):反落-世界の経済成長への懸念広まる

米国市場のアジア株相場は反落。週間ベー スでは3週連続で下落し、昨年8月以来の連続安となった。鉱山最大手の英豪 BHPビリトンが商品株の下落を主導した。中国の貿易統計とマネーサプライ (通貨供給量)統計により、世界の経済成長減速への懸念が強まった。

アジア企業ADR指数は、前日比2.5%安の160.55。日本企業ADR指数 は同1.7%安の102.77(バンク・オブ・ニューヨーク集計)。

世界の株式相場は、米経済がマイナス成長に落ち込むとの懸念から下落し ている。ポールソン米財務長官は11日、景気は昨年末に「目に見えて」減速し たとの認識を示し、主要株価指数は取引時間中の最安値を付けた。また、同日 発表された中国の貿易黒字は2カ月連続減少し、マネーサプライは7カ月ぶり の低い伸びにとどまり、同国の経済成長がピークを付けたことを示唆した。

BHPは2.74ドル安の67.69ドル。中国最大の石油会社、ペトロチャイナ (中国石油)は7.61ドル安の174.04ドル。中国最大のアルミニウムメーカー、 中国アルミ(チャルコ)は2.65ドル安の46.51ドル。このほか、中国最大の固 定電話会社、チャイナ・テレコム(中国電信)などの中国企業も下げた。

シカゴ商業取引所(CME)の日経平均先物(3月限)は、330円安の1万 4175円。大阪証券取引所は1万4170円、シンガポール取引所(SGX)は1万 4160円(ともに通常取引終値)。

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