カナダ・ドル(11日):6日続落-米景気減速波及への懸念強まる

11日の外国為替市場で、カナダ・ドルは6 営業日連続で下落し、昨年3月以来の連続安となった。11日発表の雇用統計で、 雇用ネット変化率が事前予想に反してマイナスに落ち込み、米景気低迷の影響 が波及しつつあるとの懸念が強まった。

カナダ・ドルは11日午後4時1分(日本時間12日午前6時1分)現在、

0.95%安の1米ドル=1.0198カナダ・ドル。前日は同1.0102カナダ・ドルだっ た。今月の下落率は2.1%。カナダ・ドルは昨年、主要16通貨のなかでブラジ ル・レアルに次いで2番目の上昇率を記録した。

RBCキャピタル・マーケッツ(トロント)のチーフ・テクニカルアナリスト、 ジョージ・デービス氏は「カナダ・ドルはかなりの打撃を受けている」と述べ「カ ナダ経済の悪化を示す経済指標が続いており、米景気減速がカナダに影響を及ぼし つつあるとの不安や懸念が強まっている」と語った。

雇用統計の悪化により、トレーダーらはカナダ国債を購入するとともに、同国 中銀が今月、現行4.25%の政策金利を引き下げるとの見方を強めた。

カナダ2年物国債(表面利率4.25%、2009年12月償還)の利回りは、19 ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の3.25%と、2005年9月以来 の低水準を付けた。

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