米財務長官:景気は「目に見えて」減速-刺激策は「時限措置」に

ポールソン米財務長官は11日、ブルーム バーグ・テレビとのインタビューで、昨年末に景気は「目に見えて」減速した と指摘し、景気浮揚策をとるとすればそれは「時限措置」になると述べた。

ポールソン長官は「刺激措置を講じるとすれば、その目的は今年の景気を 支援することだ」と述べ、「時間が非常に重要な要素となる」と付け加えた。 インタビューは今週末に放送される。

ポールソン長官はまた、減税などの景気刺激措置の必要性についてブッシ ュ大統領はまだ判断しかねていると述べた。ポールソン長官は住宅価格の低下 やエネルギーコストの高騰、労働市場の悪化など、消費者が「試練」に直面し ていることは認識していると述べた。

同長官は米国経済について、「年末に目に見えて減速した。疑いの余地は ない」と述べた。ただ、「データはまちまちだ」と指摘した。

住宅投資は7四半期連続で減少。連邦公開市場委員会(FOMC)の推計 では、住宅市場の回復には6カ月以上を要する。

4日に発表された2007年12月の雇用統計では、非農業部門雇用者数の 伸びが1万8000人にとどまったほか、民間の雇用者数が2003年以降で初め て減少した。失業率は5%に上昇し、この2年間で最高に達した。

ポールソン長官は輸出に支えられて、「米経済の成長は続く」との見方を 示した。また、「景気が減速しつつあるとの声は聞いている」と認め、「政府 としてはリスクに焦点を絞っている。大統領はリスクを重視している」と述べ た。

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