アジア株:下落、米サブプライム損失拡大を懸念-金融株が安い

11日のアジア株式相場は下落。このままい けば、MSCIアジア太平洋指数は週間ベースで1カ月ぶりの大幅な下げとな る。米サブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅融資)関連投資の損失 が拡大するとの懸念が広がった。

オーストラリアのコモンウェルス銀行など金融株が安い。米紙ニューヨー ク・タイムズが、米証券大手メリルリンチが住宅ローン関連投資で150億ドル (約1兆6400億円)の評価損を出す見込みだと報じたことに反応した。

バンク・ジュリアス・ベア(シンガポール)の投資アナリスト、ニコル・ ジー氏は、「サブプライム関連の損失が市場を動かすことになるだろう」と指摘 した上で、さらに評価損が膨らめばアジア太平洋地域にとって「マイナスの影 響を与える可能性がある」と述べた。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時31分現在、前日比1%安 の151.74。日経平均株価は前日比277円32銭(1.9%)安の1万4110円79銭 で終了した。

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