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スクエニ社長:08年国内ゲーム市場は7000億円超に-最高額更新見込む

コンピュ-タエンタ-テインメント協会 (CESA)の和田洋一会長(スクウェア・エニックス社長)は「2008年の国内 ゲーム市場の規模はハード・ソフトの合計で7000億円を上回るだろう」と述べ、 過去最高を更新した前年を超えるとの見通しを明らかにした。10日に開催された 同協会の賀詞交歓会でブルームバーグ・ニュースに語った。

07年のゲーム市場規模は、ゲーム雑誌「週刊ファミ通」などを発行するエン ターブレイン(東京千代田区)が7日発表した資料によると、前年比9.9%増の 6877億円と過去最高を更新している。

昨年、任天堂の家庭用ゲーム機「Wii(ウィー)」やソニーの「プレイス テーション3」、米マイクロソフトの「Xbox 360」と新型据え置き機は 普及が本格化し、市場はハードを中心に販売が拡大した経緯がある。和田会長は 「良質なソフトが多く出ていることから顧客層の広がりを感じている」と述べる とともに、今年はゲーム機のハードの伸びに加えて「ゲームソフトの販売も伸び るのではないか」と語った。

エンターブレインの浜村弘一社長は同日、和田会長の見通しを受け、市場規 模の拡大は「十分達成可能」と述べた。その理由として、「すでにゲームは一家 に1台から1人1台の時代。特に携帯ゲーム機の伸びが止まらない、普通は2000 万台を超えれば伸びは止まるが上限が見えなくなっている」ことを指摘した。携 帯ゲーム機のニンテンドーDSは、発売以来3年間で累計2100万台に到達し、 96年以降のゲーム機では現在過去最高の販売台数となっている。

グローバル化が課題

和田会長は国内だけではなく「世界的にみても極めて潤沢なマーケットの土 壌ができた」との見方を示したうえで、これに「日本のソフトメーカーがどう対 応するのかが昨年からの課題であり、また大きなチャンスでもある」との認識を 示した。さらに同会長は「今年は協会としてグローバル化を支援することに注力 したい」と語ったものの、具体的な方策は「これからだ」と述べるのにとどめた。

スクウェア・エニックスの株価は前日比20円(0.7%)安の3070円(午後 1時34分現在)

--共同取材:小笹 俊一、Editor: Tetsuki Murotani Yoshito Okubo

参考画面: 記事に関する記者への問い合わせ先: 東京 松田 潔社 Kiyotaka Matsuda +81-3-3201-8694 kmatsuda@bloomberg.net 東京 Pavel Alpeyev +81-3-3201-2 palpeyev@bloomberg.net 小笹 俊一 Shunichi Ozasa +81-3-3201-3624 sozasa@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: 東京 大久保義人 Yoshito Okubo +81-3-3201-3651 yokubo1@bloomberg.net 東京 Peter Langan +81-3-3201-7241 plangan@bloomberg.net

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