訂正:米企業、昨年10-12月は2四半期連続での減益か-約6年ぶり

米企業の業績は2007年10-12月(第4四 半期)に、ほぼ6年ぶりに2四半期連続の減益となったもようだ。シティグル ープやメリルリンチなど金融機関が住宅ローン関連で巨額の評価損を計上し、 消費者が年末商戦で支出を抑えたことが響いた。

ブルームバーグがまとめたデータによれば、米株式市場の指標、S&P500 種株価指数を構成する企業の利益は平均で前年同期比8.1%減となった見込み。 7-9月(第3四半期)は2.5%減だった。

サブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅融資)焦げ付き急増に伴 い金融機関は巨額の減損処理を迫られ、住宅不況とガソリン高の影響で消費者 は年末商戦での支出を切り詰めた。昨年11、12月の小売売上高は5年ぶりの低 水準となったもようだ。

ザックス・インベストメント・リサーチ(シカゴ)の上級市場アナリスト、 チャールズ・ロットブラット氏は、「消費者は景気を懸念している。多くの住宅 差し押さえや原油価格高騰を目の当たりにしている上に、消費者による借り入 れも行き過ぎだ」と述べた。

S&P500種指数は10-12月期に58.39ポイント(3.8%)安となった。 年間では50ポイント(3.5%)上昇し、1468.36で07年を終えた。S&Pの国 際株式ストラテジスト、アレック・ヤング氏は、同指数の最大構成要素である 金融機関は第4四半期に50%減益になる可能性が高いとの見通しを示した。

ロットブラット氏は、サブプライム危機を受け「金融機関による貸し渋り が生じており、それが景気全体を落ち込ませている」と指摘した。

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