【注目株】JFEHD、IHI、アセットM、松下電産、7&i(2)

11日の材料銘柄は以下の通り。

JFEホールディングス(5411)、IHI(7013):両社は年内にも造船 事業を統合する方向で交渉に入ったと11日付の日本経済新聞朝刊が伝えた。 JFEが日立造船と折半出資するユニバーサル造船(川崎市)を子会社化し、 IHIの造船子会社と統合する計画という。実現すれば国内で2割近くの建造 量シェアを持ち、売上高で世界6位前後となる日本最大の造船会社が誕生する。

日産自動車(7201):米クライスラーに小型車「ティーダ(米国名ヴァー サ)」をOEM(相手先ブランドによる生産)供給する。日産が米国メーカー に車を供給するのは初めてで、08年にも開始する。11日付の日本経済新聞朝 刊が報じた。

ニコン(7731):調査会社BCNが10日発表した07年のデジタル一眼レ フのメーカー別国内販売シェアによると、ニコンがキヤノン(7751)を抜き、 初めて年間首位になった。ニコンは06年12月以降、初心者向けの低価格機種 を相次いで発売し、利用者の裾野を広げたことがトップシェアにつながった。

アセット・マネジャーズ(2337):08年2月期の連結純利益が従来予想の 95億円を下回り、前期比42%減の55億円になりそうだと発表。信用収縮によ って国内不動産開発案件の売却を来期に先送りすることなどが響く。減益は会 社設立以来初めて。

松下電器産業(6752):10日の取引終了後に大阪府内で会見した大坪文雄 社長は、2009年3月期に5%以上の増収を計画していることを明らかにした。 ROE(株主資本利益率)は07年3月期実績の5.6%から8%以上に高める 意向。また社名を「パナソニック」に変更すると正式発表。グループ会社もす べて「松下」からパナソニックに改める方針で、向こう2年程度で300億円前 後の費用が発生するという。

セブン&アイ・ホールディングス(3382):2008年2月通期の連結営業利 益予想を3000億円から2800億円に減額修正した。消費者の生活防衛意識が強 まったことで、「デニーズ」などのレストラン事業が赤字になるとみている上、 ガソリン高などで米国コンビニエンスストア事業が低迷することが背景。また、 コンビニ子会社セブン-イレブン・ジャパンが保有する自己株1133万株を消 却するほか、年間配当予想を2円上積みして54円にした。

J.フロントリテイリング(3086):08年2月期の連結営業利益予想を424 億円から390億円に8%減額した。天候不振などで衣料品の販売が低迷、3- 11月期の営業利益は252億円にとどまった。新予想に対する進ちょく率は

63.6%。同社は大丸と松坂屋ホールディングスを完全子会社とする共同持ち株 会社。

スズキ(7269):インドのタタ自動車は10万ルピー(約28万円)の超低 価格車「ナノ」を発表したと11日付の日本経済新聞朝刊が報じた。同社と競 合するスズキが販売している世界最安水準の小型車「マルチ」の約半値で、9 月にも売り出す予定という。

OMCカード(8258):過払い金返還請求に対する引当金の拡充などで営 業費用が増大、3-11月期(第3四半期累計)の連結純損失は262億円とな った。前年同期は70億円の黒字だった。08年2月通期の最終赤字額は239億 円と予定。

ダイエー(8263):グループ会社の再編に伴いその他事業が低迷したほか、 スーパー事業を担うダイエー単体が衣料品の低迷などで減益となり、3-11 月期の連結営業利益は前年同期比76%減の78億円となった。据え置かれた通 期計画(160億円)に対する進ちょく率は48.8%。08年2月期の最終利益は 480億円と、前期から16%伸びると見込んでいる。連結子会社OMCカードや マルエツ株の一部売却益などを勘案している。

スター精密(7718):07年3-11月期の連結経常利益は前年同期比41% 増の110億円となった。海外の設備投資需要の高まりから主力部門である工作 機械事業の売り上げが26%増伸びたほか、プリンタの大口案件獲得や中国で の成長から特機事業の売り上げも23%増と好調だった。

ファーストリテイリング(9983):ダウンジャケットやカシミアなどの秋 冬衣料の販売促進で、既存店売上高が10月以降はプラス圏で推移。9-11月 期(第1四半期)の連結営業利益は前年同期比12%増の281億円だった。据え 置かれた通期の営業益目標(728億円)に対する進ちょく率は38.6%。海外事 業の売上高は95%増の70億円に膨らみ、営業損益も黒字に転換した。

USEN(4842):07年9-11月期連結営業利益は前年同期比50%減の 15億2600万円と落ち込んだ。光通信事業のUCOMなどが子会社でなくなっ たこが主因。

テルモ(4543):07年4-12月期連結営業利益は前年同期比11%増の 500億円程度になったようだと11日付の日本経済新聞朝刊が伝えた。国内外で カテーテルや注射器などの医療機器が伸びたことが寄与したという。

ビックカメラ(3048):07年9-11月期連結経常利益は前年同期比9% 増の27億1400万円となった。ゲーム機の売り上げが伸びたうえ、新規出店も 貢献した。

ヤフー(4689):07年12月の月間ページビューは、総ぺージビューが 400億7100万(11月414億2700万)、うちYahoo!モバイルページビュ ーが33億9300万(同33億100万)となった。Yahoo!オークションス トア数は1万4342店舗(同1万4155店舗)。

インターアクション(7725):食料残さなどから得られるセルロース素材 から、バイオ燃料を抽出するバイオマス燃料製造装置の開発に着手すると発表。 商業化を視野に、フィリピン本島でバイオマス燃料の原料であるヤトロファの 栽培を開始するという。

創通(3711):07年9-11月期の連結経常利益は前年同期比51%増の6 億6300万円となった。主力のメディア事業では、10月の番組改編時に大型プ ロジェクトである「機動戦士ガンダム00(ダブルオー)」がスタート。制作 出資した「しゅごキャラ!」「素敵探偵ラビリンス」などのプロデュース・取 り扱いも寄与した。

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