韓国ポスコ:10-12月は20%減益-ステンレス鋼の需要鈍化響く(2)

時価総額でアジア最大の製鉄会社、韓国の ポスコが10日発表した2007年10-12月(第4四半期)決算は、前年同期比 20%減益となった。ステンレス鋼の需要鈍化や生産の減少が響いた。

発表資料によると、純利益は7130億ウォンとなり、前年同期の8950億ウォ ン(改定値)から減少。ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト10人 の予想中央値では、純利益は9310億ウォンが見込まれていた。売上高はほぼ変 わらずの5兆4000億ウォンとなった。

減益は2四半期連続。電機メーカーからの需要鈍化で、ステンレス鋼の値下 げや生産減を余儀なくされたことが響いた。整備のため高炉の稼働を停止したこ とも、売上高の伸びがほぼ横ばいにとどまる要因となった。

サムスン・インベストメント・トラスト・マネジメントで107億ドル相当の 資産運用に携わるアナリストのウン・ソンミン氏は、決算発表前に「ステンレス 鋼の需要は予想よりも弱く、それが減益につながった」と分析した上で、「減益 は今期限りとみられる。今年は大規模な整備を行わず生産を増やすことができる からだ」と述べた。

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