ワタミ社長:外食メニューを2月から3%値上げ、材料高を一部転嫁へ

居酒屋チェーン大手で介護事業も手掛ける ワタミの渡邉美樹社長は10日ブルームバーグ・テレビに出演し、外食メニュー の値上げや業績動向などについて語った。主なコメントは次の通り。

外食メニューの値上げについて:

「食材の値上がりに対応していきたい。食材の値上げをそのまま価格に反映 させると5%値上げしなければいけない状況だが、メニューミックスなどさまざ まなもので工夫して値上げを3%に抑えたい。業態に応じて2月の終わり、4月 の頭に値上げをしたい」

2008年3月期業績見通しについて:

「今期通期の連結経常利益は前期比25%増の予想に対し、最低でも30%増 くらいになるとみている。売り上げはさほどではないが、外食で店長の在籍期間 が伸びたことで経費コントロールにつながった。売り上げがいかなくても、利益 が出る体制になっているのが上乗せ要因だ」

外食産業の市場動向について:

「マーケットは確実に小さくなっている。深夜帯や郊外の店の売り上げは戻 ってきていない。業界全体で店が多過ぎるため、今年は淘汰の時代だ。どこも価 格を上げないと生き残っていけない状況だが、弊社の値上げが一番小さいだろう。 それは弊社が一番産地に近いし、農業も持っているからだ」

M&Aの可能性、介護事業について:

「外食は考えてない。介護事業は施設が確保できるのなら、総量規制の問題 もあるので、考えないこともない。介護施設は2007年8月末に28棟、08年2月 末に32棟、09年2月末に47棟を計画している」

ワタミの株価は前日比23円(1.3%)安の1720円(午後1時10分現在)。

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