イングランド銀、政策金利を据え置きか-先月の利下げ効果見極め

イングランド銀行(英中銀)は、先月の利 下げの影響を見極めるため、9-10日開催の金融政策委員会(MPC)で追加 利下げを見送るとの見方がエコノミストの間で強い。

ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト50人を対象に10日までにまと めた調査によると、40人が政策金利(現行5.5%)の据え置き、10人が0.25ポ イント引き下げをそれぞれ予想した。同日ロンドン時間正午(日本時間午後9 時)に結果が発表される。

エコノミストの間では、英中銀は追加利下げで銀行融資の減少や経済成長 ペースの鈍化、住宅市場のさらなる悪化に対応するのに、来月まで待つとの見 方が優勢。原油先物相場が先週1バレル=100ドルを超えるなか、同中銀は物価 と景気の両方をにらんだ政策運営をしている。

米リーマン・ブラザーズ・ホールディングスの主任英国エコノミスト、ア ラン・キャッスル氏(ロンドン在勤)は「成長ペースはさほど強くないが、イ ンフレが懸念される」と指摘。「2月と5月に再び利下げが実施されるとみてい る」と語った。

英国の政策金利水準は先進7カ国で最高。米金融当局は昨年9月以降、フ ェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を3回引き下げて4.25%としている。 ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト調査によると、欧州中央銀 行(ECB)は10日の定例政策委員会で政策金利を4%のまま据え置く見込み。

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