カントリーワイド:差し押さえと延滞が増加-株価1995年以来の安値

9日の米国株市場で、住宅金融米最大手カン トリーワイド・ファイナンシャルが一時、1995年以来の安値を付けた。同社は この日、2007年12月の差し押さえと延滞が過去5年で最大の増加となったこと を明らかにした。

同社によると、課金と処理を行う部門が扱うローンで担保差し押さえに入 った割合は未払い元本の1.44%と、前年同月の0.7%から倍増した。延滞債権 の率は7.2%と、4.6%から増えた。

同社株はニューヨーク時間午後零時43分(日本時間10日午前2時43分) 現在、前日比15%安の4.65ドル。ワシントン・ミューチュアルなど他の住宅金 融会社株も連れ安となっている。8日には破たん懸念を背景に28%安で終了し ていた。アンジェロ・モジロ最高経営責任者(CEO)が大恐慌以来で最悪と 形容する住宅不況のなか、07年には79%下落した。

ホールセール・アクセス・モーゲージ・リサーチのコンサルタント、デー ビッド・オルソン氏は「市場には流動性が戻っていない」と述べた。さらに、 カントリーワイドの住宅ローンの一部は「ひどい状態になっている。このため、 同社が生き残ることは難しい」と話した。

カントリーワイド株は昨年1月に、45.26ドルの上場来高値を付けた。当時 に比べ時価総額は10分の1になっている。

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