米アルコアの10-12月期:76%増益、部門売却が寄与-株価大幅高

ダウ工業株30種平均構成企業の先陣を切っ てアルミニウムメーカー大手の米アルコアが9日発表した2007年10-12月(第 4四半期)決算は、パッケージ部門の売却益が製品価格下落を相殺し、前年同 期比76%増益となった。株価は時間外取引で一時、07年10月以来で最大の上 昇となった。

純利益は6億3200万ドル(1株当たり75セント)と、前年同期の3億5900 万ドル(同41セント)から増えた。一部項目を除いたベースの1株利益は36 セントに減少した。ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト13人の予 想平均では34セントが見込まれていた。売上高は前年同期比5.8%減の73億 9000万ドルだった。

決算は通常取引終了後に発表された。株価は時間外取引で一時、1.45ドル (4.6%)高の32.70ドルを付けた。通常取引終値は前日比25セント(0.8%) 高の31.25ドル。

アルコアは07年12月にパッケージ部門を27億ドル(約3000億円)で売 却することで合意した。売却益の3億2300万ドルが、第4四半期の利益を押し 上げた。

一方で、第4四半期中のアルミニウムの平均販売価格は1トン当たり2646 ドルと、前年同期の2766ドルから4.3%下落し、売り上げ減につながった。米 国で自動車販売や住宅建設が減速した結果、同国での需要が後退した。

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