サッポロ:08年ビール系飲料の販売目標は前年比1.7%減(4)

ビール系飲料販売国内3位のサッポロビール は9日、2008年のビール類(ビール、発泡酒、第3のビール)の販売目標を前 年比1.7%減の6050万ケース(1ケースは大瓶20本換算)と発表した。同社の 販売数量の3割弱を占める第3のビールの目標を大きく引き下げたことで、全体 の目標設定も前年割れの水準となった。

内訳は、ビールが同5.4%増の3920万ケース、発泡酒が同0.9%増の790万 ケース、第3のビールは同18.9%減の1340万ケースをそれぞれ見込む。

KBC証券のアナリスト、ダグ・スコット氏は、販売目標について第一印象 だとしたうえで「前年比1.7%マイナスの数字に意外感はない。同業他社との比 較においてもこのようなものと想定していた水準」と述べた。今回は「年初目標 でもあり、未達の場合でもあまり重きを置いてはいない」とも語った。

07年の販売実績はビール系飲料合計で前年比3.6%減の6152万ケースだっ た。このうち、ビールが同0.1%増の3718万ケース、発泡酒が同22.1%減の783 万ケース、第3のビールは同0.7%減の1651万ケースだった。

07年の販売計画は年初の発表から8月中間決算時に見直している。ビール系 飲料全体で6350万ケース(年初は6800万ケース)を見込んでいたが、実績は、 この計画に約200万ケース届かなかった。販売計画のうちビールは3833万ケー ス(同3900万ケース)、発泡酒は762万ケース(同750万ケース)、第3のビ ールは1755万ケース(同2150万ケース)をそれぞれ見込んでいた。

サッポロは4月1日の出荷分からビール系飲料を値上げする。具体的な値上 げ幅は示していないが、店頭価格に反映された場合3-5%値上がりする見通し。 主原料の麦芽や副原料のとうもろこしに加え、缶に使うアルミ地金、梱包材の段 ボール資材などの価格が上昇しているため。

サッポロホールディングスの株価終値は前日比8円(0.9%)安の859円。

--共同取材 松田潔社  Editor:Tetsuki Murotani Kenshiro Okimoto

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Maki Shiraki

企業ニュース:JBN18

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