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【個別銘柄】イズミヤ、サイゼリヤ、富山化、日揮、良品計、ローソン

9日午前の日本株市場における主な材料銘 柄の動きは次の通り。

イズミヤ(8266):一時前日比16%安の513円。ガソリン価格の上昇な どを背景に個人消費が冷え込んでおり、衣料品を中心に売り上げが低迷してい る。既存店の不振が続いていることから、同社は8日に今期(2008年2月 期)業績予想を下方修正した。修正数字が市場予想を大幅に下回ったことから、 売り圧力が強まった。

サイゼリヤ(7581):一時は6.5%安の1405円まで売り込まれ、2006年 11月以来、約1年2カ月ぶりの低水準に沈んだ。地方の郊外店で売り上げが 低迷し、第1四半期(2007年9-11月)の連結営業利益が前年同期比6.2% 減の12億円に落ち込んだことが嫌気された。

富山化学工業(4518):一時9.3%高の729円と急騰。同社がインフルエ ンザ治療薬として開発している抗ウイルス剤「T-705」について、安全性や 有効性などを確かめる臨床試験第2相(フェーズ2)に入ったことが明らかに なり、将来的な収益貢献期待が一段と強まった。

日揮(1963):午前終値は1.6%高の1894円と6営業日ぶりに反発。9 日付の日経新聞朝刊は、同社が今春をめどにサウジアラビアに石油や天然ガス 関連のプラントを設計・建設する全額出資の新会社を設立する、と報じた。中 東でプラントを一貫受注できる体制を整えるのは、世界の同業大手で初めて。

良品計画(7453):一時3.5%高の6530円と5営業日ぶりに反発。取引 先の集約や直接輸入などによる調達構造の見直しでコスト削減が進展している。 8日発表された第3四半期累計(3-11月)業績によって粗利益率が改善し ていることが判明。通期(08年2月期)予想に対する進ちょく率が高かった こともあり、業績に対する安心感から買いが先行した。

ローソン(2651):一時6.2%高の3940円と9営業日ぶりに大幅反発。 既存店の販売は苦戦しているものの、経費抑制などで第3四半期累計(07年 3-11月)の連結営業利益は前年同期比6.9%増の379億円となった。据え置 かれた通期計画(459億円)に対する進ちょく率は82.6%。

ファミリーマート(8028):一時6.7%高の3510円と3営業日ぶりに大 幅反発。第3四半期(2007年3-11月)累計の連結純利益は前年同期比

9.6%増の147億円だった。8月中間期に0.1%増と3年ぶりにプラスに転じ た既存店売上高は、10月に前年同月比1.1%増、11月は同2.3%増と好調に推 移。販売促進などを強化した「三ツ星パスタ」や「できたてファミマキッチ ン」といった、いわゆる中食商品が好調だった。

シャープ(6753):一時1.9%高の1913円と続伸。片山幹雄社長は8日 午後、都内で開催した年頭恒例の記者会見で、亀山第2工場(三重県)での液 晶パネルの月6万枚から9万枚への増産を、当初計画していた今年末から7月 に前倒しする方針を明らかにした。液晶テレビの世界的な需要増が理由で、来 期(2009年3月期)には液晶テレビの販売額1兆円を目指す考えも表明した。

大林組(1802)、清水建設(1803):大林組の午前終値は4%高の601円、 清水建設は3.2%高の512円。建築価格が上昇基調にあることが明らかになり、 建設工事粗利率の改善による収益期待が高まった。モルガン・スタンレー証券 は8日、両社の投資判断を「イコールウエート」から「オーバーウエート」に 引き上げた。

イトーキ(7972):一時15%安の531円と5営業日続落。国土交通省の 調査で、防火・耐火材などで認定製品とは異なるものを販売していたと発表し た。

日医工(4541):午前終値は4.3%高の2570円と4営業日ぶり反発。ゴ ールドマン・サックス証券は8日、投資判断を新規で「買い」とした。目標株 価は2800円。

新日本製鉄(5401)、JFEホールディングス(5411):新日鉄の午前終 値は1.1%高の672円、JFEは1.9%高の5470円。両社はタイ政府に対し、 同国内に工場を建設する計画書を提出。投資総額は2000億バーツ(約7310億 円)。自動車メーカー向けに高級鋼板などを供給するのが目的。

山下医科器械(3022):一時5.8%安の1470円まで下げ、52週安値を更 新。医療機関からの値下げ要請が強く売上高が低迷しており、2008年5月期 の業績予想を減額修正した。原油高などで一般消耗品分野のプライベート商品 の採算性が悪化、人員採用などの先行投資負担も重く、連結営業利益は6億 1400万円と、増益予想が一転、7.8%の減益予想に。

リンガーハット(8200):一時3.2%安の1356円まで下げ、05年12月以 来の安値圏に沈んだ。人件費の削減などが奏効して第3四半期(2007年3- 11月)の営業損益は黒字に転換したが、通期予想に対する進ちょく率が27% と低く、外食産業の競争が激化しているなかでは計画達成を見守る必要がある と受け止められた。

-- Editor:Makiko Asai

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