アジア株:下落、米リセッションへの懸念で-トヨタや豪銀NAB安い

9日午前のアジア株式相場は下落。前日発 表された11月の米中古住宅販売成約指数が市場予想を下回り、米通信大手A T&Tが消費の弱まりを指摘したことから、米国のリセッション(景気後退) 入りへの観測が広がった。

トヨタ自動車やLGフィリップスLCDなど、対米進出企業が売られてい る。ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)をはじめ銀行株も安い。シテ ィグループが2007年10-12月(第4四半期)に160億ドル(約1兆7400億 円)の評価損を計上する可能性があると、米メリルリンチのアナリストが指摘 したことが響いた。

コロニアル・ファースト・ステート・グローバル・アセット・マネジメン ト(シドニー)の運用担当者、ハンス・キューネン氏は「日ごとに状況は悪化 しており、緩やかなリセッションの可能性が高まっている」と語った。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午前10時16分現在、前日比0.4% 安の152.50。この時点で取引が始まっている市場での株価指数はすべて下落し ている。日経平均株価は1.4%安の1万4322円31銭。

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