信用市場の危機は安定化へ-UBSのローナーCEOがスイス紙に語る

資産規模で欧州最大の銀行、スイスのU BSのマルセル・ローナー最高経営責任者(CEO)は9日付のスイス紙、ハ ンデルスツァイトゥング(早版)とのインタビューで、米信用市場の危機は安 定に向かうとの見方を示した。

ローナーCEOは、米住宅ローン市場の危機が債務者や住宅価格にどの程 度響いているかが、向こう半年間で明確になるだろうと指摘した。

またローナーCEOは、UBSは投資額を「適切」に見積もっており、投 資のリスクを「大幅」に低減してきていると説明した。海外投資家からの資金 注入130億スイス・フラン(約1兆2730億円)以外に出資を受け入れる必要 はないだろうとも述べた。

さらに同CEOは、住宅市場の危機や景気減速を理由に、2008年が06年 や07年初めに匹敵するような状況となる「可能性は低い」と指摘。UBSは 「中核事業」である投資銀行部門を維持する方針もあらためて示した。

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