ボストン連銀総裁:住宅市場、「より深刻な景気の落ち込み」誘発へ

米ボストン連銀のローゼングレン総裁は8 日、米住宅価格の下落が今年さらに悪化し、経済成長を下押しするとの見解を 述べた。

ローゼングレン総裁はコネティカット州での講演で、「住宅投資が引き続 き減速しており、これが経済全体に一層深刻な落ち込みをもたらすリスクを高 めている」と語った。

同総裁は労働省が先週発表した12月の米雇用統計で失業率が2年ぶり高 水準に上昇したことを受け、「あまり歓迎できない事態が示唆される」と述べ た。

12月11日の連邦公開市場委員会(FOMC)でローゼングレン総裁は、

0.25ポイントの利下げに反対票を投じ、0.5ポイントの利下げを訴えた。

同総裁は昨年の住宅価格下落が広範な抵当物件差し押さえを招いたと指摘、 状況はさらに悪化する可能性があると続けた。

「昨年は経済環境が比較的良好にもかかわらず住宅価格が大幅に下落した ことを考慮すると、今年の経済動向があまり堅調に推移しない場合、住宅価格 がさらに急落する可能性を軽視することはできない」と述べた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE