11月の独製造業受注指数:前月比3.4%上昇-予想外のプラス(2)

ドイツ経済技術省が8日発表した昨年11月の製 造業新規受注指数(季節調整済み)は前月比3.4%上昇し、予想外に2カ月連続の プラスとなった。国内企業が製造業向け機器などへの支出を拡大した。10月は 4%上昇だった。

11月は前年同月比では13.6%上昇。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエ コノミスト27人の調査中央値では、前月比1.8%低下と見込まれていた。

この日の統計は、ドイツの製造業が最高値圏にあるユーロや原油相場の影響に うまく対処していることを示唆した。ただし、米サブプライム(信用力の低い個人 向け)住宅ローン問題をきっかけとする信用コストの大幅上昇と世界景気の減速で 需要が減退する可能性がある。

HSBCトリンカウス・アンド・ブルクハルトのエコノミスト、ロター・へス ラー氏は「11月は内需が受注を押し上げたが、海外受注も引き続き堅調だった」 と指摘。「若干減速するものの、向こう数カ月の受注の勢いは比較的堅調に推移す る」との見方を示した。

ドイツ連邦銀行が先月17日発表した独経済成長率見通しによれば、2008、09 両年は1.9%と、07年の2.5%から景気が減速する可能性がある。

11月は、国内受注が前月比4.2%増、輸出受注は2.8%増。ユーロ圏からの受 注は6.8%増加した。投資財受注は3.6%増、中間財受注は4.3%増となった一方 で、消費財受注は1.1%減少した。

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