アジア通貨:上昇-海外投資家が域内の株式購入との観測広がる

8日の外国為替市場で、アジア通貨は上昇。 海外投資家が域内の株式を購入するとの観測を背景に、マレーシア・リンギッ トは1997年11月以来の高値に達した。

マレーシア株の指標であるクアラルンプール総合指数が過去最高値を付け たことが好感された。ブッシュ米大統領が米経済成長回復を狙い景気刺激措置 を発表するとの楽観的な観測を背景に、日本以外のアジア株式相場は上昇して いる。

マレーシアの銀行最大手、マラヤン・バンキング(メイバンク)のアジア 通貨部門責任者、ノル・アルフィアン・ディン氏(クアラルンプール在勤)は 「依然として株式市場へ資金が流入しており、今後もドル以外の通貨を買う動 きが続くだろう」と指摘した。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたデータによれば、マレーシア・リン ギットはクアラルンプール時間午後零時27分(日本時間同1時27分)現在、 前日比0.3%高の1米ドル=3.2730リンギット。前日遅くは同3.2815リン ギットだった。年初来の上昇率は1%と、東南アジア通貨ではタイ・バーツに 次いで2位。

世界2位のインターディーラーブローカー、タレット・プレボンによれば、 フィリピン・ペソは0.4%高の1ドル=40.82ペソ。昨年のインフレ率が目標 を下回ったとの政府発表を好感し、一時は7年ぶり高値に上昇した。このほか 韓国ウォンは0.2%高の1米ドル=938.40ウォン。シンガポール・ドルは

0.1%高の1米ドル=1.4330シンガポール・ドル。タイ・バーツは0.1%高の 1ドル=33.31バーツ。

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