NY原油時間外:95ドル近辺で推移-需要鈍化懸念で7日は大幅安

ニューヨーク原油先物相場は、8日の時間外 取引で、1バレル当たり95ドル近辺で推移している。世界の経済成長の鈍化に より需要が後退するとの観測から、原油相場は7日、過去5週間で最大の下落率 を示した。

欧州連合(EU)の行政執行機関、欧州委員会が7日発表した昨年12月の ユーロ圏景況感指数が1年9カ月ぶりの低水準となったことを受け、原油、銅、 ニッケル相場は同日、軒並み下落した。また、全米経済研究所のマーティン・フ ェルドシュタイン所長は、12月の米失業率が上昇したことを受け、米経済がリ セッション(景気後退)入りする確率を引き上げ、現在は50%を超えていると の見方を示した。

アルタベスト・ワールドワイド・トレーディング(カリフォルニア州)の商 品ブローカー、トム・ハートマン氏は「現時点の重要な問題は、リッセッション を示唆する言葉を含むニュースの見出しがかなり増えていることだ」と指摘。 「雇用統計が多くの市場関係者にとって不安材料となったことは明らかだ」との 見方を示した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場2月限は8日の時間 外取引で、シドニー時間午前10時56分現在、前日比24セント高の1バレル当 たり95.33ドル。7日終値は前週末比2.82ドル(2.9%)安の95.09ドルと、昨 年12月24日以来の安値引けとなった。下落率は11月28日以降で最大だった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE