11月米中古住宅成約指数0.7%低下か、住宅市況悪化を示唆-BN調査

ブルームバーグ・ニュースが金融・調査機 関33社を対象に実施した調査の予想中央値によると、8日発表される2007年 11月の中古住宅販売成約指数は3カ月ぶりにマイナスとなり、前月比0.7%低 下したもようだ。住宅市場の一段の悪化を示唆するとみられる。10月は同

0.6%上昇だった。

サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン危機で融資基準が厳し くなっているのに加え、今後も住宅価格が値下がりするとの見方から消費者は 購入を先送りしそうだ。住宅不況は08年に入っても続き、経済成長を損ね、 米金融当局に利下げを迫る公算が大きい。

リーマン・ブラザーズ・ホールディングスのエコノミスト、ミシェル・マ イヤー氏は、住宅価格下落と融資基準厳格化のなかで成長が抑制されるとし、 米経済は「08年から09年初めまで引き続き軟調」との見方を示し、「住宅在 庫が増えるにつれて住宅不況の終わりは遠のく」と述べた。

中古住宅販売成約指数は、全米不動産業者協会(NAR)が午前10時 (ワシントン時間、以下同じ)に発表する。ブルームバーグ調査での予想レン ジは前月比3%低下から同0.3%上昇。

NARは中古住宅販売成約指数を05年3月から発表しているが、集計自 体は01年2月から行っている。同指数は売買契約が署名された段階の件数を 示しているため先行指標と考えられている。一方、NARが発表している中古 住宅販売件数は売買手続きが完了した時点の件数で、通常、契約署名から1、 2カ月後となる。

午後3時に米連邦準備制度理事会(FRB)が発表する11月の消費者信 用残高は、前月比80億ドル増(36社の中央値)が見込まれる。

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