ブッシュ米大統領:米経済はまちまちの様相-議会に減税恒久化訴え

ブッシュ米大統領は7日、米経済が相反する シグナルを送っていると語り、米議会は一段の経済混乱を防ぐために税金を低水 準で維持する必要があるとの見解を明らかにした。

ブッシュ大統領はシカゴのリチャード・デイリー市長らとの昼食会を終えた 後で、「最近の経済指標は一段とまちまちの内容となっている」と語り、「景気 の先行き不透明感があるなかで、国民の財布からお金を取る必要はない」と述べ た。

ここ2週間に発表された政府統計では、新築住宅販売が12年ぶりの低水準 に落ち込み、雇用創出鈍化で昨年12月の失業率が5%に悪化したことが明らか になっている。経済指標を受けて米国がリセッション(景気後退)入りする懸念 も強まっており、先週の米国株市場は2000年以来で最悪の年明けとなった。

ブッシュ大統領は「減税すれば、国民が貯蓄や消費、投資に回す資金が増え ることになる」と指摘し、政権下で実現した減税の恒久化を議会に求めた。

また、米経済が住宅市場の低迷やエネルギー価格上昇に見舞われていること から、政府が「住宅ローン市場改革」に向けた計画に取り組んでおり、非課税の 住宅ローン関連証券を住宅保有者のローン借り換え支援に活用することを提案し ていると説明した。

大統領は「われわれは善良で堅実、勤勉な米国民の借り換えを支援すること で、彼らが持ち家に住み続けることを手助けできる」と強調した。

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